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結局どれだけ"誰にでも出来る作業を堅実に積み重ねたか"ですね。進歩は天才がさせます。学問とは、誰にでも分かるように用意されたそれを1つずつ噛み砕いていく作業なのかもしれませんね。

ただ、「これは、ブラッケだな。しかし、ここでこそヘーゲルの言った実存的対応の....」なんて話し方していると、100人中3人くらいにしか通じませんよ。
「グローバリゼーションにおいて情報ビッグバンこそが、ドラスティックなソリューションに対するコンプライアンスなんです。」みたいに"専門用語と助詞だけで構成された"文になっちゃいます。
ちなみに、「他人の事は言えない」と言うか、文系がまず誰それの本を読んでないと分からないよ的な話になるとしたら、理系は「とりあえず計算だ。何故とかどれがどうしてではなく、とりあえず計算出来るようになってその後何となく正しいと感じられれば良い」と言ったアプローチです。
私も、頑張って覚えたからには、通じる人に対しては使いたい気持ち半分、普段からわざと簡単な言葉のみを使うように心掛けなければと思う気持ち半分と言った所です。正直私だけに分かっても意味がないんですよね。前々から、「分かり、なおかつ時間さえあれば幼稚園児にも説明出来る」のを目標にはしているのですが。