右脳と左脳

私は、右目が若干悪くて、視力もわずかに低く乱視も入っているのですが、特に動体視力、もっと言うと反射神経を使うテレビゲームをすると、無意識に右目を半ば瞑ってしまっているようで、気付くと右目だけピントがまったく合わない等と言う状況になる事も時たまあります。
注意して、右目を細める癖を抑え、バンドエイドなどでまぶたをやや開いたり、左右の目で交互にピント調節をしたり指圧してみたり、気にはかけています。片目のみ悪いと非常に肩が凝るなどとも良く言われますからね。

さて、右脳と左脳は機能分担をしており、右半身を左脳が、左半身を右脳が担当しているそうです。どっちがどっちの役目だったかはよく忘れてしまうのですが、左脳が論理的思考、右脳がイメージ処理と概ね言われているようですね。
長時間ゲームをしすぎると右目のみ悪くなるのも、右脳をメインに使用して、左脳の機能、右目の情報をカットしているせいとも言えるでしょう。

アイパッチと言うものがあり、子供の頃から片目が悪い場合などには、良い目を眼帯で覆って弱い目を鍛えるために頑張って使うようにしたりするそうです。

余り正式のものではないのですが、コンピューター画面などを眺めている時に、実際のところ"右目が瞑れてもほとんど支障のない現状"(交互にまばたきをすると、ほとんど左眼からのみ情報がはいってきている事が確認できる)にやや問題があるかなと思い、右目のピンボケが酷い時には、左眼を少し覆ってみたりしています。

さて、いくつかお邪魔している趣味系のサイトで、それ自体が主目的なのですが、掲示板で長々と文章を書き込んで雑談をしたりしています。内容自体が、自分がどう感じたかとか、感性的にややそぐわないだとか、そう言った捕らえどころのないものなので仕方ないのですが、しばしば自分の意見をまとめきれずに、文章が書き終わらない事があります。
どちらかと言うと、文章を書くのは苦手なのですね。レポートであるとか。論理的ならぬ、"論理的"的思考はそれなりに得意なのですが、それは正しくは直勘で感じた事を無条件に信じ、それに後から理由付けをしていっているに過ぎないんですね。真に、すべて論理的に、思考して論理立てて考えているわけではない。論理学的命題を直感でプロセスできることと、きちんと論理的な人間であると言う事は、若干違うように思う。

ところで、前述の通り右目がピンボケなので、左目を覆って右目を主に使うようにしていました。そうすると何だか今日はスラスラと文章が書けるんですね。これは、もしやしばらく無理して右目のみを使って、左脳が特に活性化してきたせいかも?

時として、失う事封じる事が得る事に繋がると言う話は聞きます。盲人は、常人には想像もつかないような鋭い感覚を持っている。一度深手を負った熊が二度とハンターにやられない山の主になる。脳の連結部が欠落した子供が、電話帳をすべて暗記するような異常な記憶力を発揮する。
まさか、こんな単純な事で効果が出るとは。